バイク用ドライブレコーダーの特徴や車用との違い
ドライブレコーダーには、事故に遭った際やあおり運転の被害を受けた際に、自分に過失がないことを証明できるというメリットがあります。
またツーリングを趣味とする人の中には、事故とは関係なく、思い出として映像を撮って置く人や映像作品としてSNSにアップする人もいます。
様々なメリットがあるドライブレコーダーは、全てのライダーに必須のアイテムと言えるでしょう。
バイク専用のドライブレコーダーは、基本的に車用ドライブレコーダーよりも頑丈なつくりになっています。
当然バイクの場合はドライブレコーダーがむき出しになるので、雨や風、砂埃にさらされることになります。
それに耐えることができる様に、防水・防塵機能が充実しているものが多い傾向にあります。
振動に対応しているものが多いのも特徴です。
バイクは車に比べて、地面からの振動をまともに受けます。
そのため、少しの振動で外れたり傾いたりしないように、ピンやクリップではなく、ネジや固定具を使って装着するものが多いのです。
もう1つの違いは、デザイン性です。
ライダーの多くはバイクを移動手段としてだけでなく、ファッションの一部として扱っています。
バイクそのものはもちろんのこと、ヘルメットやウェア、靴までデザインにこだわるライダーが多いのです。
ドライブレコーダーもそのデザインの一部として溶け込んでいないと気が済まないという人は多く、それに合わせて様々な凝ったデザインや目立たない見た目のドライブレコーダーが発売されています。
バイク用ドライブレコーダーの選び方
バイク用ドライブレコーダーには様々な種類があります。
適当に選んでしまっては、自分の用途や生活スタイルに合わずに後悔することになりますから、ドライブレコーダーの違いを確認しておきましょう。
まず重要なのが、バッテリーのタイプです。
ドライブレコーダーには充電式、電池式、給電式の3種類があります。
充電式や電池式は取り付ける場所の融通が利きますが、長時間の使用には向いていません。
対して給電式は長時間使用可能ですが、バッテリーの消費や取り付けに多少神経を使わなければいけません。
記録タイプの違いも確認しておきましょう。
常時記録をしていて、古い物から消していくタイプ、衝撃を受けたときだけ起動して一定時間だけ記録するタイプ、手動でオンにしたときだけ記録するタイプに分かれています。
自分が記録したいものによって、必要な記録タイプは変わってくるでしょう。
耐久性も様々で、基本的に防水・防塵機能を備えているものがほとんどですが、その度合いは個体によって異なります。
雨の中でも走るか、砂埃の舞う道でも構わず走るか、移動手段として公道を走るだけなのかで、必要な耐久性は異なります。